2017/07/07

自動作曲するAIまとめ

近年は将棋や囲碁で人工知能が目覚ましい成果を上げていますが、音楽でも人間が作ったようなハイクオリティな作曲を行う人工知能が登場していますね。

この記事では、AIによる自動作曲に関する情報をまとめていきたいと思います。





lamus



まず大量の楽譜をランダムに生成し、その中から音楽理論の制約をみたす楽譜を複数抽出し、それらを掛け合わせるというプロセスによって楽曲を生成しているようですね。



Daddy's Car: a song composed by Artificial Intelligence - in the style of the Beatles





ビートルズ風の楽曲を生成するというFlow Machineなるプロジェクトによる試みのようです。たしかにビートルズっぽく聴こえますね。100万再生を超えているのには驚きますね。


Computer-Generated Jazz Improvisation




これは統計的手法によるAIの自動作曲とは異なり、アルゴリズムを作成しそれに従って生成された楽曲のようですね。

おわりに


演奏や歌唱はまだまだ人間のほうが自然に感じられるかもしれませんが、作曲だけでしたら既にプロレベルに到達しつつあるのかもしれません。しかし、将棋などのゲームとは異なり、著作権の問題などもありますから 、人工知能によるものとは知らずに、いつのまにかヒット・チャートがAIに占拠されてしまった、という事態になってしまうのかもしれませんね。




参考文献

WIRED VOL.20 (GQ JAPAN 2016年1月号増刊)/特集 A.I.(人工知能)

コンデナスト・ジャパン (2015-12-01)


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