例えば、大学入試の成績と、入学後の成績で相関関数を計算すると、小さい値が出る。しかし、不合格者も含めた、入試を受けた人全体のデータにおける相関係数は、それよりも大きくなる。

相関係数$r$とか回帰係数$b$の間には、
$b=r\dfrac{s_y}{s_x}\Leftrightarrow r=b\dfrac{s_x}{s_y}$
という関係がある。
$x$の値に基づく選抜が行われた場合、$s_y$はあまり変わらないが、$s_x$は大幅に小さくなる。その結果として、相関係数$r$が小さくなる。
参考文献
南風原 朝和
有斐閣
売り上げランキング: 41,598
有斐閣
売り上げランキング: 41,598
0 件のコメント:
コメントを投稿